blacktriangle60 57M
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11/20/2005 4:47 am

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3/5/2006 9:27 pm



きみに送ったメールの中で自己紹介を別にすると、ぼくが言いたかったのは、服を着たセックスと裸の会話というところ。勿論、本当に心しなくちゃいけないのはそのあとの、「どちらも思いやりが大事」ということ。女と男、語らいは衣服を纏ったセックスで、セックスは裸の会話ですね。どちらも思いやりがなければ、相手を傷つける。これはこれまでの人生で、何度も恋をし、それと同じだけ別れを経験してきたぼくの反省であり、教訓です。女と男は、逆説的に言うと、いつまでも別れずにいるためには、相手に惚れないことなんだ。確かにぼくにもそういうひとはいる。でも本当に女と男の間で気持ちが通い合うようになると、惚れないわけには行かないよね。好きになってしまうもの。でも、惚れる=恋するってことは一種の激情だから、ほとんどの場合思いやりより独占欲や嫉妬心が勝って、恋そのものを儚いものにしてしまう。そして恋が激情であるが故に、遠からず冷めるときがやってきて、些細なことが別れのきっかけになってしまうんだ。これは、体の関係があるなしにかかわりないこと。何故なら、惚れたひとと食事をし、酒を飲み、言葉を交わすときの熱い思いは、衣服を纏ったセックス以外のなにものでもないから。セックス=裸の会話は女と男の絆になるとは限らない。セックスこそ本物の思いやりが試されるんだよね。ぼくも若いころは、セックスで自分のオーガズムばかり追い求めていたけど、本当のセックスって惚れた相手に、最高のオーガズムをプレゼントすることなんだ。愛するひとが至上のエクスタシーに身をまかせるとき、一緒にオーガズムを迎えることができたら、裸の会話は女と男のセクシャルな信頼をなによりも深めることができる。もう少し早く気付いていれば・・・。でもお互いが自己本位の会話とセックスを恋愛だと思い違いしてたんだ。ぼくは結婚していて、それなりに安定した家庭を築いているけど、恋としては終わっているんだよね。セックスだけは惰性で続いていても。夫婦のセックスも裸の会話だけど、もう世間話みたいなもので、新しいエクスタシーは容易に生まれない。ぼくがロバート・パーカーのスペンサーシリーズのスーザンが理想の女性というのはそこなんだ。正確に言うと、スペンサーとスーザンの関係が理想。このふたりは結婚はしていないけど、洒落た会話と貪るようなセックスを通して、いつまでも愛し合っている。決して相手を拘束しないし、ストイックなまでに相手を裏切らず、信頼の絆で結ばれている。ぼくの経験からすると、ほんと小説でしかありえない世界だけど、今でもそういう出会いを追い求めているんだよね。夢追い人みたいに。紅保!スーザンになれるかい?

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