pentahexa 48M
0 posts
8/10/2005 9:35 pm

Last Read:
3/5/2006 9:27 pm



 僕は30年以上、普通のセックスしか知りませんでした。アナルセックスも未経験で、バイブやローターすら使ったことはなく、でもそれでも満足していました。お付き合いする女性はいましたし、セフレといえる女性もいたので、セックス自体たくさんできて、それで満足だと思っていました。

 ただ、20代から『家畜人ヤプー』、『O嬢の物語』、バタイユや村上龍の小説などを好んで読んだり、澁澤龍彦の評論のファンだったりしていたので、SMの知識はありましたし、興味もそれなりに持っていました。

 たぶん、以前から僕の中には、そういった世界に踏み込みたい衝動はあったのだと思います。しかし、僕がお付き合いする女性は、皆ノーマルなセックスを好みました。もしかすると、SMの素養のある女性もいたかもしれませんが、どうやって導くか、当時の僕にはわかりませんでした。

 そんな僕が、はじめてSMと関わったのは、2004年の夏に、銀座にあるSMバーに行ってからでした。その老舗のバーで、いろいろな実体験を聞くことができました。取り締まりが厳しい今では、さすがに出会ってプレイするなんて光景はありませんが、本当の変態が集まっている場所だけあって、話を聞いているだけで、とてもエキサイティングでした。そこに勤めている23歳のS女性が、自分のM奴隷の食糞に挑戦したこと、M男性客のひとりが、入院先で看護婦に何本も注射針を刺されるのを無上の歓びとしていることなど、話している眼前の人物は、綺麗でセンス良く、知的だったりする方々だけに、話には奇妙なリアリティがありました。

 それでも、僕自身は話を聞くだけでした。自分には、話すほどの経験はありませんでしたし、自分の願望もまだ具体的な形にはなっていなかったからです。

 そんな僕が、「行為としてのSM」に足を踏み入れるきっかけとなったのは、今年に入ってから、ある女性と出会ったのがきっかけでした。

Become a member to create a blog